最近のロートさんのロートジーシリーズのラインナップとデザイン、プロモーションがスゴイですね。
少し前までは、今や飛ぶ鳥をも落とす勢いの人気グループ、三代目 J Soul BrothersをCMに起用して、その売り上げはとてつもなく上がりました。
そして、今度は点眼ボトルの形状をあの大ヒットゲームの人気キャラクター、スライムにしてしまうという戦略。
その戦略にハマって、ついついスライムボトルを購入してしまったアラフィフ管理人のおかけんです。
そのロートジー スライムボトルを使ってみた使用感をご紹介します。
キャラクターものだから、おもちゃっぽいと思うなかれ
はい。こちらがスライムボトルとなります。
表にはこのようにスライムのカワイイ顔があります。
この顔の模様はラベルで貼られています。
これは、商品の生産性の効率化とコストを少しでも抑えて買いやすい価格設定にするためだと思われます。
スライムといえば、ツボのような形をイメージしますがこのボトルは扁平型となっています。
これはボトルを押して中の液を出せるようにするためです。でも、本来のキャラクターのイメージを壊すことなく厚み、丸みがよく考えられていますね。
キャップを開けたところです。
ノズルの形が皆さんのイメージしているものと違っているのではないでしょうか?
通常、点眼ボトルといえば、このような」ノズルの形状を想像されると思いますが、スライムボトルは先が大きく広がった形になっています。
これは「フリーアングルノズル」というロートさんの特許技術です。
通常のノズルでしたら、点眼する際に、目に対して垂直方向からでないとうまく目に入りません。
それが、人によっては少し怖いと感じられる方もおられるようです。
しかし、この「フリーアングルノズル」はその名の通り、極端な横向きは無理ですが、多少斜めから点眼しても、液が側に垂れることなく、うまく目に入るように開発されています。
キャップはこのようなデザインが目立つボトルですので、このように扁平型になっており、さらに閉栓した時の位置が決まるようになっています。
この位置を決めるために、キャップのネジはワンタッチ式になっています。
いわゆる、決まった位置に「カチッ」と閉まるヤツです。
しかし、「カチッ」と閉まるとその時点のわずかな衝撃でノズル先端に残った液がキャップ内部に飛び散る可能性があります。
それを防止するのが、このキャップの中心にあるボスという部分の構造です。
少し写真が見にくくてすみません。(写真心がないもので)
ボスというのは、キャップを閉めた状態でノズルの先端に蓋をするためにキャップ内部に設けられた部分のことです。
そのボスが、スライムボトルでは長めになっており、ワンタッチキャップの「カチッ」という衝撃の前にはすでにノズルの穴に蓋がされており、液がキャップ内部に飛び散らないように工夫されています。
その他にもボトル、ノズル、キャップというアッセブリーとなるにあたっての工夫があると思いますが、それは使い終わってからじっくりと研究してみたいと思います。
肝心のさしごこちは
くううっ(涙
さすがに高清涼感の商品だけあって、目の疲れも涙と一緒に流れていきます。
目が疲れたかなという時や、寝る前の「かいしんの一滴」は刺激的です。
でも、さしごこちにおいては、他社さんの高清涼感の商品とそんなに変わりませんでした。
今回購入したロートジー スライムが12mL入りだったのに対し、他社さんの15mL入りの商品の方が高額だったのですが、さしごこちにおいては変わりません。
それだったら、先に述べているような「フリーアングルノズル」の使いやすさなどをあげるとスライムに軍配が上がるかなというのが、私の感想です。
子供の頃は何でもその構造を調べるのが楽しかった
昔はおもちゃでもなんでも分解してその中身がどうなっているのかを見るのが楽しかったというアラフィフの方は多いと思います。
そういう方は今、大人になりお金もありますから、いろんな機械やパソコンなど高価なものを分解したりして楽しむのもいいと思います。
しかし、このようにその構造や設計者の思想などを探ることで楽しもうとするとこのような身近なものでもできます。
ぜひ、点眼容器のようなものでその時の楽しみを思い出してください。
今回の私の感想は、スライム容器はおもちゃのように見せかけて、実はスゴイ技術の詰め込まれたものとしてオススメです。