「せっかくのゴールデンウィークなのに体調を崩してしまって台無しだった!」
という声を会社でよく聞きます。
ゴールデンウィークももう終わってしまいました。
自分もゴールデンウィーク中に喉の痛みと発熱で3日間寝込んでしまったアラフィフ管理人のおかけんです。
これはゴールデンウィークだけに限ったものではなく、お盆やお正月の長期休暇の時にもよく起こることです。
それも、たまたまという頻度ではなく、しょっちゅうという頻度で起こります。
これはもう20年以上、続いていることです。
なぜ、長期休暇になると決まったようにそのような症状が起こるのか調べてみましたのでご紹介します。
長期休暇に突入した途端、心当たりのない体調不良になった
今回のゴールデンウィークは、休暇になった1日目、2日目は家族と遠出して買い物に出かけていました。その時は特に体に違和感はなかったのですが。
3日目、突然、喉がめちゃくちゃ痛くなり、
「え?なに?」
という原因不明の症状。そして、なんとなく体がだるいので体温を測ってみると微熱があるではないですか。
体が冷えたという自覚もなく、風邪をひく心当たりがありません。
そのまま、ベッドから起き上がる力もなく食事をとることもできず、2日間寝込んでしまいました。
そして、3日目何とか食事が取れるようになりそこから症状は徐々に和らいでいるものの
「せっかくのゴールデンウィークが・・・」
という残念な気持ちでいっぱいです。
サイクリングで遠出もしたかったし、釣りにも行きたかった。
ネットカフェに入り浸ってブログをたくさん書きたかった、などなど。
このうように休暇になると体調を崩してしまうのは偶然、運が悪かったのか
長期休暇のたびにこのように体調を崩してしまうことがあります。
同じようなことを以前、同僚からも聞いたことがあります。どうやら、私だけのことではないようです。
そこで、このような症状が起こる原因があるのか調べてみました。
その結果、どうやら会社員が長期休暇に入ると同時に体調を崩すのは運ではないということらしいです。
そのメカニズムは、普段、会社に勤務している時は体や気持ちが緊張しているためにストレスホルモンのアドレナリンを分泌しているために抗体性があります。
それが休暇に入ってリラックスするとアドレナリンの分泌量が減り、病原菌などに感染しやすくなるということがあるようです。
また、普段の勤務期間中は仕事で疲れたり、睡眠の質が悪い日があったりして疲労が蓄積しています。この蓄積した疲労からなんらかの不具合を体が起こしているかも知れまん。
人間には体の不調や不具合を治癒しようとする能力が備わっています。これが働くのは自律神経が交感神経から副交感神経に切り替わった時に働きます。
いわゆる睡眠時ですね。
しかし、働いている普段の期間は心も体も緊張しているため、睡眠の質が悪かったりすることがあり、この交感神経から副交感神経への切り替わりがうまくでいないときがあるのです。
そうすると、疲労は解消されずに蓄積されていきます。蓄積された疲労は解消されることなく、どんどん蓄積されていきます。
そして、その蓄積された疲労が、長期休暇に入って心も体もリラックスした時に副交感神経へ切り替わり、治癒されようとします。
治癒されるということは、風邪やインフルエンザにかかった時に咳が出たり発熱したりと体調は不調な状態となります。
これが、どうやら会社員が長期休暇になると体調を崩しやすい原因であるようです。
このように「運が悪かった」とか「偶然」ではないのですね。
せっかくの休暇が台無しになったと思わず、「体がリセットできた」と考える
私が、今回のゴールデンウィークに体調を崩してしまったのもそれまで、自分の体に疲労が蓄積するような無理をしていたからなのです。
私は、鼻中隔湾曲症によりいびきや睡眠時の呼吸障害があると診断されています。おそらく、それにより睡眠の質が悪く普段の疲労回復がうまくいってなかったのだろうと思います。
そして、前回の長期休暇はお正月になりますが、それから今回のゴールデンウィークにかけて体力的に無理をしていたことも十分に認識があります。
その疲労が睡眠の質の悪さで蓄積したのが、今回の体調不良につながったものと考えています。
若干の残念感はありますが、これで体の不調がリセットされたと思えば決して悪いことではありません。