人間誰しも生きていれば不安になることはあります。
「あー、あのときこうするんだった。どうしよう」
「このままの状態がずっと続いたら困るな」
「もし、これがうまくいかなかったら、どうしたらいいんだろう」
こう考えてしまうことは仕方のないことですが、考えるだけでは無駄ということもあります。
現在の生活状態が少し不安に感じるアラフィフ管理人のおかけんです。
この習慣がひどくなると心の病気になってしまうということもありえます。
そんなことにならないよう、不安に襲われたときにはどうすれば良いかをご紹介します。
心配することは誰にでもあること、でも取り越し苦労となることも多い
私はおそらく人一倍心配性な方だと思います。
「あー、あんな言い方を上司にしてしまった。どうしよう」と思うことがしょっちゅうあります。
でも、結局は上司の方は、「言い方があまり上手でないな」程度で別に他に影響などでてくることはありませんでした。
「もしかしたら、あの人たち、自分の言い方が悪かったから怒って、嫌われてしまったんじゃないだろうか」
特に相手は気にしていませんでした。言い方が悪いとかその程度で嫌われるような関係でもないことがわかりました。
「健康診断で血糖値が高めになっていた。糖尿病になってしまうのではないだろうか」
次の年の健康診断では、十分、正常値になっており、測定ミスか、たまたま測定時の体調のバラツキだったようです。
このように、些細なことでも心配してしまうことってありますよね。
でも、その不安が最悪の状態になったり、本当に不安どおりの状況に陥ることはほとんどありません。
結局は不安になっただけでそんなことには起こらなかった取り越し苦労だったことがほとんどです。
このような経験は少なくとも誰にもあることではないでしょうか。
それでは不安に陥ったときのにはどのように対処すれば良いのか
取り越し苦労になることがほとんどと思っていても、不安になることは多いですよね。
では、そんなときにはどうしたら良いのでしょうか?
それは、まず「不安」の原因をしっかりと見極めることが大切です。
そして、その不安の原因がわかれば、それを解決すように行動して心に「安心」を与えてやるのがいいのではないでしょうか。
例えば、「明日のプレゼンがうまくできずに評価が悪くなったらどうしよう」と不安になったとします。
この場合、不安の原因は「プレゼンがうまくできるかどうか」ということです。
それならば、解決方法は簡単です。
プレゼン資料を見直して、自分が納得できるまで言葉に出してプレゼンの練習を行い、完璧なものにすれば安心できます。
しかし、このように解決できることばかりでなく、先のことがどうしても見通しがつかず、不安が払拭できないということもあります。
私の場合では、現在、佐賀県に会社の転勤で住んでいます。
しかし、家は社宅で自分の持ち家ではありません。
せめて中古マンションでもいいので自分の住むところくらいは、50歳を過ぎた今頃には持っておきたいものです。
かといって、関西出身で関西に住みたいので、会社の都合で九州に永住するつもりはありません。
ですので、ここ佐賀県で住居を構えるわけにはいきません。
だからといって、いつになったら住むことになるか分からない物件を関西に購入しておくわけにもいきません。
そうこうしているうちに、年齢を重ねていき、ローンを組める期間もどんどん短くなっていきます。
いつになったら、会社の都合で社宅に住み続ける生活ではなく、自分の住居を持つことができるか、もしかしたらもうできないのかも知れないと不安になっています。
しかし、これは会社員である以上、会社という外部要因による影響があるため、自分ではどうにもできません。
ですので、「不安」に思っても仕方ありませんし、行動の起こしようもありません。
こういう場合は、心の片隅にしまっておいて普段は考えないようにしています。
思い出しても、どうにもできないことは、「なんとかなるだろう」という楽観的な考えでやり過ごすようにしています。
どうにもできないことは不安に思わず、楽観的に捉えるのが良いです。
これは、50代になったから言えることでもあります。
25年以上、会社に勤めてきたのだから退職金もそれなりにありますし、失業保険もあります。
厚生年金も30年以上払い続けていますし、年金までの間をなんとか食いつなげるようにできればいいのです。
今この時だけのことを考えて行動する。そうすれば不安な気持ちになることはない
「今この時だけ」というと、その日暮らしみたいに感じるかもしれませんが、そういうことではありません。
まだ、先の見えない将来のことを考えてみても、未来のことはわかりません。
どんなことが起こるか、人生、山あり谷ありです。
その谷のことを不安に思っても仕方ないということです。
それよりも、将来の目標に向かって今どうするか、そのためにやるべきことの行動を起こしていれば心が安定します。
私の先の例の場合でしたら、いつまでも地に足が付いてない社宅生活から脱却するという目標がありますから、それに対して何をするかということです。
それに向かって貯金をするのも一つの方法ですし、今以上の収入を得られる転職先があるなら身の振り方を考えるということもあります。
今は考えても仕方ないことと思っていますので、行動を起こすことはありませんがタイミングを見つけた時には行動に移したいと思い、頭の片隅にしまっています。
先のことを考えて不安になるよりも今のことだけを考えて行動すること。
仕事が好きな人は会社の仕事を一生懸命したらいいと思います。
私のように、50代になったらプライベートを優先して楽しみたいという方は家族のことや自分の趣味を中心に楽しんだら良いのではないでしょうか。
「不安」な気持ちを持つということは必要な感情ではありますが、それにとらわれて楽しくない時間を過ごすことは少しでも減らしたいものです。