年末となると忘年会やクリスマスパーティーなど会社の行事のある時期ですね。
会社の行事に参加することが苦手なアラフィフ管理人おかけんです。
先週、私の勤める会社の部署の忘年会が開催されました。その少し前には歓迎会が開催されました。いずれも私は不参加でした。
私は、欠席することに特に抵抗はありませんが、同僚の中には「前、参加していないから今回は参加しなければ」とか「少しでも顔を出しておこう」とか、欠席することに罪悪感があるかのような人がいました。
会社行事でもありますし、プライベートな時間でもありその判断は難しいところですね。
私なりの考え方をご紹介しますので、ご参考にしてみてください。
若い頃は参加するのが楽しかった
20代、30代の頃は会社行事でも同年代の同僚と騒いでいるだで楽しく感じていました。社内旅行でも食事会でも創立記念パーティーでも。
その頃は、年配、いわゆる現在の私たちの年代の方たちがあまり参加されていませんでした。そのことについて、なぜだろうと不思議に思っていたのですが、その年代になった今、なんとなくわかるような気がします。
50代になると会社の行事には参加したくなくなる理由
50代というと会社員としては年配です。若い20代、30代の人たちが大勢参加しているような場には入りにくいものです。
また、会社行事というと社内での付き合いや、上司とのコミニュケーションをとれる場で、うまくいくと出世のチャンスがあるかもと参加する人も少なくありません。
しかし、私たち50代ともなると自分がこの先、まだ出世できるか、もうこのまま定年を迎えるようになるのかが大体わかります。
出世する見込みがなければ、無理して出席することもないかなと思うようになります。これが20代の頃に感じていた年配の方の参加が少なくない原因だったのかなと思っています。
参加するのが苦手な人も中にはいる
会社の行事となると当然、参加者は会社の従業員ばかりになります。
会社の同僚との話題といえば、仕事や上司の愚痴が中心になります。上司との話題といえば、仕事の話や自分の出世自慢が中心となります。
就業時間を過ぎてプライベートな時間であるはずなのにまだ会社の休憩室にいるのと変わらない、これでは食事が楽しくないという方もおられるでしょう。
でも、普段取れないようなコミュニケーションが取れるから参加することが好きという方もおられます。上司の愚痴や出世自慢が自分の将来の参考になると若い人たちは思われているでしょう。
また、会のお世話をしてくれている幹事さんに対しても悪いと思う方もおられるでしょう。幹事さんは場所の手配から会計、当日の皆さんのお世話まで本当に大変ですから。
私は、冒頭のように参加できないときは幹事さんには「ごめん」と一言言うようにしています。そして、お店を予約した後に欠席を伝えることないように、それ以前のできるだけ早い時期に連絡するようにしています。
できるだけ参加するようにするのが同僚たちへの心配りかもしれません。参加人数が少ないとそれだけ会の雰囲気も悪くなりますから。
しかし、参加することでストレスを感じる、心の負担が大きいという場合は仕方ないと思うんです。会社の仕事上では理不尽なことも多々あり、日頃からストレスを受けているのに就業時間外にまで、そのような行事に参加するのは無理と言われる方は仕方ないと思います。
会社行事への参加は強制では無い。欠席することに罪悪感があるなら会社の枠にしばられているのかも
表向きであっても、ほとんど就業時間外に行われる会社行事は自由参加です。
参加するのが好きな方はもちろん参加されるのが良いと思います。
本当は参加したくないのに何となく参加しないといけないような気がしている方、欠席することに罪悪感を感じている方はもしかしたら会社という枠に縛られてしまっているのかも知れません。
会社人間と呼ばれる、会社や仕事が人生の全てという人を私は否定しません。そういう生き方もアリだと思っています。
しかし、私の考えは会社というのもは社会全体で見ると本当に小さな枠で囲まれた組織で、定年退職すれば関係も無くなってしまうのです。
そのようなものに縛られるのは、今後の人生を過ごすことに対して寂しいと思いませんか?
もちろん、会社で働けるおかげで生活できているわけですが、その代償として拘束時間と労働を提供しています。それ以上に無理してまでプライベートまで提供する必要があるでしょうか。
この先、10年で会社を定年退職します。それまでの自分の地位も見えています。その状況において、もう付き合いや上司の機嫌取りから解放されても良いのではないでしょうか。
もし、参加することで心の負担を感じているようであれば無理をせず欠席する勇気も必要です。もちろん、険悪な雰囲気にならないような心遣いは必要ですが。
ストレスを感じながら会社行事に無理して参加しているなら、勇気を出して欠席し、プライベートな時間で自分をいたわってあげてはいかがでしょうか。