会社員の方にとってはもうすぐ年度変わりの時期です。
年度変わりの時期には、職場の異動があったり、転勤なども多い時です。
そして、転勤になって引っ越し知らない土地に行かれる方もおられると思います。
私も関西から九州の佐賀県に転勤で引っ越してきて7年目になるアラフィフ管理人のおかけんです。
中学の修学旅行で行ったきり、ほとんど知らない土地へ引っ越しました。住んでみて勘違いしていることが多く驚くことが多かったのを覚えています。
私と同じく転勤による引っ越しで本州から九州に行かれる方もいらっしゃると思います。
そのような方にありがちな九州についての思い込みの実態についてご紹介します。
九州は冬でも暖かい常夏の土地
九州は暖かい!
このように本州では言われています。実は私も以前はそのように思っていました。
しかし、実際に住んでみるとそんなことはありません。正直、本州と同じように冬はとても寒いです。
「九州は暖かい」は都市伝説のようなものです。
確かに暖流の関係からか、雪の降ることは少なく、積もるようなことは年に1回くらいですが、気温はとてつもなく寒いです。
氷点下になる日もあります。
私が以前住んでいた関西地方は瀬戸内海側で温暖な気候でした。しかし、九州はそれと同じ程度の気温ですが、常に強風が吹いているために体感温度が明らかに低いです。
埼玉県に住んでおられる知り合いの方が福岡に来られる際に「九州だったら冬でもトレーナーくらいで大丈夫でしょう」と言われていました。
私はすかさず「いえ、無理です。ダウンジャケットを着こんできてください。埼玉と寒さは変わりませんよ」と。
本州ではこのように思われがちですが、まったくの伝説です。
九州男児の印象
私の感じるところ、九州男児だからといって特別、男らしいとか豪快とか変わったい印象は受けていません。
一般的な男性と何ら変わりありません。本当に男らしい人もいれば、根クラな人やオタクな人もおられます。
私が住んでいるところが佐賀県だから、そのあたりだけじゃないの?
いえいえ、私の会社では、九州地元採用者が大勢おり、大分県を除く全ての県から人が集まっています。
それでも、特に「九州男児だから」と感じるところもありません。
勘違いしないでくださいね。ディスっているわけではありません。
本州から来られる人や、進出してくる企業から過度の期待をされるのは気の毒だと思いますので。感じるままに書かせていただきました。
ちなみに九州出身の男の人に「九州男児ってどんな人?」と聞いてみたところ、「何のこと?」と答えが返ってきましたので、これも伝説かも知れませんね。
九州の女性は美人が多い
博多美人という言葉を良く聞きます。
これは本当です。びっくりするくらい美人が多いです。
はるか昔、豊臣秀吉の朝鮮出兵の際に兵士たちのためにきれいどころの女性を集めたといううわさがある通りです。
また、美人なだけでなく、男の人を立てるという習慣があるようで、男の人はとても親切に接してもらえます。
これがもしかしたら、先の「九州男児」という言葉に結びつくきっかけになったのかも知れませんね。
私も、引っ越したばかりのときは、あちらもこちらも、こんな唐津の田舎まで綺麗な人が多く、目がハートマークになっていました。
食材がなんでも美味しい
これは本当です。
新鮮な魚、野菜が簡単にスーパーで普通に買うことができ、関西では比べ物にならないほど美味しいです。
私は、以前、魚が嫌いだったのですが、引っ越してきてから魚が美味しくて、大好きになりました。
魚については、サンマやサバの刺身が普通にスーパーに売っているほど新鮮です。
野菜もこの辺りは田舎ということもあってか、安く、いろんな種類のモノが売っています。
特にびっくりしたのがプチトマトで、トマトでありながら酸っぱさを感じない、まるでフルーツのような味には驚きました。
肉もこの辺りは佐賀牛の産地ということもあり、知らない土地ですので、適当な焼肉屋さんに行くのですが、どこでも美味しいです。はずれがありません。
以前では、ここのお店はちょっと、ということもありましたが、そういうことが全くありません。
まさに食材の宝庫ですね。
関西が味付けで料理を楽しむところならば、九州は素材の味で料理を楽しむところですね。
最後に
いろんな事情があって遠い土地に引っ越すことになる時もあると思います。特に会社の転勤が多いと思いますが。
遠くに行くほど、文化や習慣も違ってきますので、戸惑うことや住みにくいと感じることが多いです。
しかし、だからといってどうすることもできないのが実情ではないでしょうか。
そ
れならば、その土地の文化や習慣に慣れてしまって、いいところを見つけ、生活を楽しむ方が人生は楽しくなると思います。
もしかしたら、私自身、いまだに勘違いしていることもあるかも知れませんが、これから、九州へ引っ越される方、すでに引っ越された方のご参考になれば幸いです。