上司からのパワハラを訴えるならそれなりの覚悟が必要。正論が通らないことも

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この記事の所要時間: 529

会社員なら誰しも経験があるのではないでしょうか?

「なぜ、こんな理不尽なことを言われなければならないのか」

「どう考えても自分の方が上司よりも正しいだろう」

そう思ったことが。

そして、それを超えた「なぜ、自分だけがこんな扱いを受けなければならないのだろう?」という事態が発生することがあります。

そういう場合はどうすればいいでしょうか?

会社員として25年以上働いてきて、そのような経験は十分にしているアラフィフ管理人のおかけんです。

そういう時はどうしたらいいのでしょうか?

私の実際の経験を含めて上司のパワハラを訴えることについてご紹介します。

最近はハラスメントに対する認識も高まっている

10数年前のまだ年功序列の時代には会社の上司といえば、絶対的な存在で命令に逆らうなどまずないことと認識されていました。

しかし、最近になってからはハラスメント、特に上司や先輩などの優位な立場を利用したパワハラやセクハラが問題視されるようになっています。

その背景には、昔では怠け者と言われていたストレスによるメンタルダウンが世の中に認められるようになってきたことがあります。

私の会社においても以前は、ストレスから発症する病気については見向きもされませんでした。

ある時、上司からパワハラを受けていた方が、精神的に具合が悪くなり病院に行ったところ、うつ病と診断され、長期休職されました。

その症状は、もうその時点でかなりひどくなっていたらしく、休職の自宅療養中に自ら命を絶たれてしまうという悲しい出来事が起こりました。

それ以降、会社には「ハラスメント委員会」というものが設置され、相手を問わずパワハラ、セクハラ、モラハラなどハラスメントを受けていると感じている人を対象にした相談窓口が設けられました。

相談内容を調査した上で、ハラスメントと判断された場合は、処分が行われるという社内規則もできました。

実際に上司からのパワハラを訴えても正論が通らないことも

私が実際に「ハラスメント委員会」に相談した時のことです。

当時、私は研究所に勤務していました。

工場の技術部門の担当者が製品の設計変更を申し入れてきました。

私は、その内容が製品にとって価値あるものなら当然取り入れようという姿勢で検証しました。

しかし、その内容はそれとは逆で製品を不安定なものにしてしまう改悪と言える内容と考えられました。

その考えを元に工場の技術担当者と議論を行いました。

工場の技術担当者は自分の申し入れが受け入れられないのが気に入らず、自分の部門で最も上位の「工場長」に頼み私に強制的に取り入れるように指示するように手配しました。

しかし、私は製品に不具合が起こるような危険な変更は受け入れられないと断りましたが、工場長は聞き入れませんでした。

それどころか、全く私の言葉など遮って「やれといえばやれ!」という言葉を繰り返し、最後には罵倒を言い捨ててその場を去って行きました。

このまま、言うとおりにすると会社の製品に問題が発生して大変なことになると思った私は「ハラスメント委員会」に工場長をパワハラとして訴えました。

その後、約2日、ハラスメント委員会が出した答えは、工場長の行動はパワハラに値する。

私が望む処分をするということでした。

慌てた工場長はすぐに私に電話で謝罪をしてきました。

「大変申し訳ありませんでした。許していただけるでしょうか?」

私は、「わかっていただければ、それで結構ですので終わりにしましょう」

それで終わったものと思っていました。

人事部と法務部の法律的な判断も加わって判断された結果ですから。

しかし、実際はそうでなかったのです。

実は工場長は「くそっ。平社員のくせに工場長たるものを訴えるとは」と根に持っていたのです。

そして、同クラスの管理職を集めて相談した結果が報復人事です。

そして、その結果が私が今、転勤させられて勤務している九州の工場なわけです。

この報復人事だけが転勤の理由ではありませんが、理由の一つであることは確かです。

このように正論だけではハラスメントに立ち向かうことができない場合がまだまだあります。

結局は正しい、正しくないより権力でなんとでも報復されるということです。

自分では正義を貫き通したつもりでしたが、転勤(というより左遷と言う方が正しいかも)によって家族に迷惑をかけることになってしまい、後悔する結果になってしまいました。

では、どうすればパワハラを訴えて正論を通すことができるか

私の場合、このような結果になってしまった原因のひとつに自分の味方が少なかったということが言えます。

同じように訴えることに対して同意してくれたのは直属の上司だけでした。

直属の上司といっても、しょせんは中間管理職。工場長の権力には結局、屈してしまいました。

その他には味方となってくれた人は誰一人いませんでした。

逆に現在の勤務地の工場長から罵倒され、それを訴えて工場長が失脚したというケースも後にはありました。

その場合は、まず味方となってくれた人が管理職を除くほぼ全員の工場従業員だったこと。

同じ思いを大勢の人が持っていることで、当事者以外の人が「ハラスメント委員会」に工場長のパワハラとして発言してこれたことが工場長の処分につながり、環境の改善にもなりました。

さすがに、管理職もそれだけの人間を相手に報復することもできずに当事者は現在も平穏に勤務しています。

やはり、会社だけの薄い関係といえども良い人間関係とつながりというものは大切です。

以前の私は、会社の中で仲の良い人はいても、その関係は仕事上のみで休憩時間になるだけでも離れるくらい浅い関係でした。

その程度の関係の人が親身になって自分にリスクを抱えながら味方になってくれるはずなどありません。

同じように失脚した工場長も味方になってくれる管理職がいなかったのでしょうね。

やはり、どのような立場になってもどのような環境にあっても人とのつながりは大切です。

もし、人とのつながりがなければ何もやっていけないでしょう。

私がそのことに気づいたのは40代後半です。

もう少し、早く気づいておくべきだったと後悔しています。

現在、50代になりましたが、まだまだ人生は長く、やりたいこともたくさんあります。

自分の時間を無駄に奪ったり、付き合うことで悪影響を与えるような人との関係を持つ必要はありませんが、もし、ひとりでもやっていけると思っているならばその考えは改めることをオススメします。

残りの人生でやりたいことをやっていきたいなら、人とのつながりというものは最も大切なものかも知れません。

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