とある後輩社員からの相談。上司からのパワハラに対するアドバイスをした結果

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この記事の所要時間: 536

近年は会社員にとって働き方の多様化傾向もありだんだんと職種による格差が広がっているとも感じられます。

在宅勤務やリモートをワークを取り入れる企業も増えてきて、私の勤務する会社も今年度から在宅勤務が取り入れられました。

それにともなって、実力主義の制度がより濃い傾向にあります。

その一方では、私の勤務するような工場従業員には、在宅勤務やリモートワークなど取り入れられることもできず、企業内でも格差ができててきているように感じます。

このように多様な勤務形態ができたことにより、工場従業員でも時間や拘束が緩やかな管理職はより拘束性を緩やかにすることで一般従業員との格差を作ろうとする傾向があります。

その結果、一般社員の扱いや管理が煩雑で横暴なものになり、極端な場合はパワハラへと発展してしまう場合もあります。

最近のこの影響で管理職からパワハラを受けたという後輩社員から相談を受けました。

そのことについて、勤続25年以上になる先輩としてアドバイスしたこと、そしてハラスメントというものが起こりやすい状況について調べましたので、ご紹介します。

後輩社員がハラスメントを受けたという状況とは

後輩社員(以降は彼と称します)は、製造部門で製造管理システムの管理を担当していました。

製造管理システムの管理というのは、システムに不具合が発生した時の対応はもちろん、新製品や製造法の変更があった場合などのシステム変更などSEとまでもいきませんが、データベースの入力や確認作業といった感じの業務内容です。

それに対して、ここ数ヶ月、何の不具合があったわけでもなく、業務上のミスもないのに必要以上の監視を管理職からされているというものでした。

その内容は、1日の業務時間8時間のすべての内容を報告させられ、たとえ5分でも空白の時間が見つかると叱責されていたというのです。

「いや、5分の時間が空いたからといってできることも無いし、業務の合間に5分程度の息をつく時間くらい誰でもあるでしょう」

と彼は訴えたらしいです。

しかし、管理職はそれを認めず、毎回叱責し続けていたらしいのです。

それが、数ヶ月続いているうちに徐々に体調に変化が出てきたそうです。

食欲が無くなり、眠りが浅くなって来て何もする意欲もなくなってきたとのことでした。

その様子が周囲の人間からも見てわかるようになり、さらに彼が毎日理不尽な叱責を受けていることを周囲が騒ぎ出したことから、管理職が彼を呼び出しました。

管理職「最近、体調が悪そうやけど、どうしたんや?」

そう問われても、あなたから毎日叱責を受けているせいで体調が悪くなりましたとも言えるはずもなく、

彼「いえ、特に何もありません。大丈夫です」

管理職「わかった。何も無いんやな。そしたら、もし、お前がうつ病になったりしても会社やわしには関係無いからな。今、お前がそういうたんやからな」

と、意味不明な防衛線を引いてきたそうです。

この内容をすべてもって、管理職からパワハラを受けていると私が相談を受けました。

私は以前に他工場の工場長からパワハラを受けた経験もあることから、自分の思いでアドバイスしました。

上司からのパワハラを訴えるなら、それなりの覚悟が必要。正論が通らないことも

「まず、体調を一度崩して精神疾患を患ってしまうと長期間、辛いことになるから思い切って休んでしまう」

「お前はまだ、20代やからやり直しも十分できる。もし、どうしても我慢できず解決されないなら退職も考えてもいいのでは」

「今の世の中、規模の大きな会社にしがみついていても意味がないから働きやすい環境にいる方が良い」

「とりあえず、さらに上長である工場長に内容を報告してから判断してみたらどうか」

これに対し、彼は最悪の場合は退職も視野に入れた状態で工場長と人事部に体調を記した医師の診断書を添えて、管理職からパワハラを受けていると申し入れました。

パワハラを上長に報告した後輩社員のその後は

私の会社の規約ではハラスメントによって相手の体調に支障をきたすことを起こすと懲戒処分ということが明記されています。

最近では、世の中全体がハラスメントというものについては、敏感になっており社内でもセクハラ、モラハラで懲戒処分を受けた人間も数名います。

おそらく、工場長は自分の管理する事業所でそのような事態を起こしたくなかったのでしょう。これは、もっともです。

それに加え、彼の周囲の人間が管理職のパワハラについて騒ぎ始めています。

規約では、ハラスメントを受けた本人ではなく、周囲の人間から訴えがあっても同様の処分が下されることになっています。

ですので、このままでは管理職のパワハラが表立って人事部から経営陣の耳に入るのは時間の問題です。

それを避けるのを急ぐかのように、急に工場内でかなり人材に無理のある人事異動が「ジョブローテーション」という表向きで行われました。

こうして、彼はパワハラ管理職から離れることができました。

私としては、やれやれです。

なんとか後輩が安心して会社に来れるようになって、私も安心です。

このまま、管理職の報復がなく、無事にことが過ぎていってくれればいいのですが。

気をつけなくては知ら無いうちに自分がハラスメントの加害者になっていることも

今回の場合は後輩がパワハラを受けているということで、管理職にもその意識はありましたが、知らないうちに自分が加害者になっているという場合もあります。

同年代でセクハラで訴えられ、懲戒処分を受けて降格になった人に話をきいたところ、「なぜ、自分がセクハラで訴えられたかわからない」とのことでした。

私にも経験があります。

管理部門の中途入社の後輩に対し、業務上の連携ミスがあったので自分にとっては普通の口調、言葉で指摘、注意をしただけのつもりでした。

しかし、その後、その後輩がものすごく落ち込んで、仕事も手につかない状態なので、もう少し抑えて注意するように後輩の上司から言われました。

おそらく、九州の穏やかな口調と私の播州の口調とではその違いから、かなりきつい言葉に捕らえられたのだと思います。

このように、自分では気付かないうちに、ハラスメントの加害者になり得る可能性もあります。

特にアラフィフともなるとその発した言葉の影響力は若い人たちにとっては影響があるようです。

ハラスメントは受けた方も、した方も良い結果にはなりません。

加害者になるとその人間性や人格は最低のレッテルを貼られてしまいます。

これは、定年しようが退職しようが消えることがありません。

アラフィフであるからこそ、こういうことにならないよう普段から行動や言動には気をつけたいものです。

そのためには、謙虚な気持ちが一番大切なことではないでしょうか。

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