アラフィフ管理人のおかけんです。
最近は秋も深まり、日も早く沈むようになりました。夕方になると肌寒くなるのと薄暗くなることで、なんとなく寂しい気分になりますね。
特に休日などに家族と出かけた帰りなどは特にそのように感じます。
また週末の土日の休日の終わり、日曜日の夜になると翌日の月曜日から会社へ出勤して仕事をすることを考えると憂鬱な気持ちになることもあります。
この状態のことを「サザエさん症候群」と呼ばれています。
これは私も自称、仕事人間であるのにもかかわらず感じることです。このサザエさん症候群の原因と克服法を紹介します。
サザエさん症候群とは
サザエさん症候群とは社会人が日曜日の夜に「翌日から仕事をしなくてはならない」という現実を見つめることによって、気分が憂鬱になったり、倦怠感を訴える症状です。場合によっては、体調不良になることもあるとか。
名前の由来は、日曜日の夕方に放送されている国民的アニメ番組「サザエさん」が45年を超える長寿番組であり、日本の日曜日の夕方の番組といえば「サザエさん」という固定概念があることからつけられました。
ちょうど、夕方の憂鬱な気分になりやすい時間帯に放送されていることから代名詞として使われていますが、番組自体には原因はありません。
日曜日に休日の終わりを連想させる番組は他にも、「笑点」、「ザ!鉄腕!DASH !!」、「情熱大陸」などがあります。
なお、サザエさんには悪いですが、日曜日が休日でない人や日曜日にサザエさんが放送されていない地域の人でも同じ症状を「サザエさん症候群」と呼びます。
サザエさん症候群の原因
原因として、これというものはありません。ほとんどの方はいくら仕事が好きでもやはり休日の方が好きでしょう。
もし、会社での人間関係がうまくいっていないなどのいくのが嫌になる原因がある場合は特定できるかも知れませんが、それが解決したところで同じ症状は出ると思います。
現在、考えられているものは、休日には寝坊や昼寝をしてしまって体内リズムがくるい、それが憂鬱な気分にさせるとの見解があります。
また、会社で仕事をしている平日と休日のギャップの差が原因とも言われています。
考えられるサザエさん症候群の克服方法は
サザエさん症候群を克服するにはどうしたら良いのか、原因と症状から考えられるその方法を紹介しますので、参考にしてみてください。
体内リズムがくるわないようにする
体内のリズムがくるわないようにするには、体内時計をくるわせないよう、規則正しい生活をすることです。
休日はゆっくり寝坊したいのは誰もが思うことですが、極端に寝坊しないでできるだけ規則正しく平日どおりの生活を心がけましょう。
寝坊はしても、2〜3時間までに抑えるように工夫しましょう。
休日をアクティブに過ごす
休日だからといって、一日中、ゴロゴロしていては平日とのギャップが大きすぎて仕事モードに入りにくくなり憂鬱になりやすくなります。
また、ストレスも発散できずに余計に気が滅入る原因になりかねません。
できるだけ、出かけるようにして、体を動かすようなことをしましょう。
日曜日の夜の過ごし方をポジティブに
サザエさんが終わって、エンディングテーマで憂鬱な気分になったら、気分転換をはかりましょう。
違う気分がすっきりするドラマを見るのも良いですし、好きなアクション映画を観て気分を高めるのも良いでしょう。
没頭できる趣味があるなら、無心になってその趣味に打ち込みましょう。単純なことを無心になるまで繰り返して行うのもいいでしょう。
そして、憂鬱な気分が無くなったら、そのまま就寝してしまいましょう。
休日の過ごし方を見直すことがサザエさん症候群を克服することにつながります。
憂鬱な気分を抑えることができたら、そのまま眠りについてしまえば、脳が頭の中をリセットしてくれます。その状態でぐっすりと眠った後に起床すれば憂鬱な気分も無くなっているはずです。これを習慣化することにより克服できるでしょう。
サザエさん症候群は悪いこと?
サザエさん症候群は、それが軽いうつ病であることがありますので、注意が必要です。
一方では、休日を家族や友人、大切な人と過ごした楽しい時間を社会という現実に戻したくないという側面もあります。これは、家庭が円満だったり、友人や大切な人との関係がうまくいっていることといえるので、一概には悪いことが起こっているとは言えません。
休日明けに会社に行きたくないと思うのは、20代や30代の若い世代だけではありません。アラフィフになっても同じです。