映画「白ゆき姫殺人事件」から見える企業内OLの人間関係の恐さとは。そこから起こった犯人の動機※ネタバレあり

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この記事の所要時間: 521

イヤミスの女王と言われている湊かなえさん原作の「白ゆき姫殺人事件」の映画化作品です。

2014年3月に映画化公開された作品ですが、遅ばせばがら今頃になって見させていただきました。

湊かなえさんの作品は、読んだ後にイヤな気分になるミステリーとしてそれが病みつきになるということで人気があります。

そのイヤミスにはまってしまったアラフィフ管理人のおかけんです。

映画「白ゆき姫殺人事件」の中でもそうですが、最近ドラマ化された「リバース」の中でも社会人の中にある闇の部分を見事に描写されています。

ドラマ「リバース」のサスペンスよりも社会人の悲壮感の描写がリアルすぎる

そのような湊かなえさんの描写には共感出来るものが多く、私の置かれている会社での周囲の様子を違う角度で見られているようなそんな印象さえ受けます。

今回、映画「白ゆき姫殺人事件」から見える企業内OLの人間関係の恐さについて感じたことを私なりにご紹介します。

映画「白ゆき姫殺人事件」の概要

公園で化粧品会社のOL・三木典子が遺体となって発見されます。

そこから、ワイドショーの契約ディレクターの赤星雄治のもとに知り合いで三木典子の後輩の狩野里沙子から殺害に関する情報を知らされます。

それを元に赤星雄治はSNSに投稿したり、ワイドショーに取り上げるべく独自に取材を行っていきます。

そして、三木典子と同僚で目立たない城野美姫を犯人と断定して、SNS上に取り上げるとともに独自に取材した映像を使ってワイドショーで放送していきます。

たまたま別件で姿を隠していた城野美姫のことを世の中の誰もが犯人と思い込んでいたところ、実はそうでなかったという結末になります。

犯人は、巧妙なトリックを使って犯行を犯した三木典子の後輩で最初に事件について連絡してきた狩野里沙子だったのです。

最後に、あっと驚かせられるストーリーの展開。

いろんな人から見た人間関係の視線の違いなど巧妙に事実が見えてくるそのストーリーの流れには本当に驚嘆の一言でした。

企業内でのOLの人間関係の恐さ

遺体で発見された三木典子と後輩の狩野里沙子はパートナーという関係でした。

パートナーというのは先輩と後輩が1対1の2人の関係となって先輩が後輩を指導していくというものです。

そうやって普通より濃い関係になった2人の間には悪い関係が出来上がってきます。

先輩の三木典子は後輩の狩野里沙子に対して、ことあるごとに嫌味、見下した言葉、態度で接してきます。

それにより狩野里沙子の心はどんどんと追い込まれていきます。

そして、最初はその言葉に応えられるように努力しようとするのですが、それが逆に更なる攻撃の原因となってしまいます。

そうやっているうちに狩野里沙子は心に闇を抱えてしまったんでしょう。

三木典子の持ち物を盗んで、それが騒ぎになっている様子を楽しむようになってしまいました。

しかし、それもつかの間で、すぐに三木典子にバレてしまい事件に発展してしまうということです。

パートナーの関係にあった2人のこと、犯人と被害者の関係だけに注力するとこのような流れになっています。

実際にこのように企業内のOLの人間関係があるとのことを知り合いからも聞きました。

私の勤めているところは工場ですので、OLとは呼びにくい女性従業員ですが、その中でもやはりいろんなことがあるようです。

毎日、工場で拘束された状態でも、何かを理由に攻撃されたり人間関係に深い溝ができたりして、それに耐えられない人が退職していくというのは日常茶飯事にあります。

工場内の女性従業員約40人のうち、年間5人程度は退職により入れ替わりがあります。

そのほとんどが、いじめ・嫌がらせ・弱みに付け込んだ攻撃だそうで、私の知っている身の回りだけでもそれだけありますから、世の中全体となるともっと多くなるんでしょうね。

本当に企業内での人間関係というものは難しく、全く問題のない良好な関係というものの方が珍しいのではないでしょうか。

会社を退職した理由の第3位が人間関係によるものだそうです。

この状況を誇張表現して事件にまで発展させたエンターテイメントがこの映画「白ゆき姫殺人事件」ではないかと、私の視線では感じています。

企業の教育制度にも問題があるのかも

最近では、企業もいろんな教育制度を試行錯誤しながら実施されているようです。

ジョブローテーションといういろんな部門の仕事を覚えるための人事異動制度。

新入社員研修はもちろんのこと、ある程度勤続年数の経過した社員をターゲットにした中堅社員研修、またそれからさらに飛躍させるためのキャリアアップ研修。

通信教育制度の導入など、各企業によっていろいろと特色があるようです。

しかし、その制度も使い方を間違えると問題を引き起こす可能性も秘めていることも確かです。

私の会社ではジョブローテンション制度という制度を表向きにして、気に入らない社員への報復人事や邪魔な社員の左遷が行われることもあります。

たまたまではありますが、私の会社ではメンターメンティという映画「白ゆき姫殺人事件」のパートナー制度と同じものがあります。

メンターと呼ばれる先輩社員とメンティとなる新入社員が1組になってメンターとなる先輩がメンティである後輩を指導していくという制度です。

数年前、新入社員が4名入社しましたので、メンターメンティは4組できました。

そして、これも偶然なのですが、その制度による指導が始まってしばらく経過した頃にメンティであった新入社員が退職してしまいました。

原因は定かではありませんが、この映画の状況と非常に似ているなと感じる出来事です。

会社内ではいろんな野心を持った人間もおり、他人の集まりですので出世に対する蹴落としあいは必ず起こります。

そのため、簡単に人を裏切ったり裏切られたり、権力を乱用したりは日常茶飯事に行われることです。

会社内の教育制度の前にこのような環境を整備することがまず、これからの企業発展のためには必要なことではないかと私は感じています。

まあ、アラフィフで定年までの自分の立場がすでに分かっている自分にとってはこの辺りについては平和なものですが。

映画「白ゆき姫殺人事件」、ゴシップエンターテイメントサスペンスとのキャッチフレーズですが、アラフィフのおかけんはこのように感じて鑑賞してしまいました。

でも、さすが湊かなえさんの作品です。嫌な気分が後を引くことには変わりありませんでした。

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