9月になった途端、急にあの残暑はどこにというくらい涼しい日が続いています。
気持ちのいい秋晴れの休日を過ごした週末も終わり、また会社での仕事が始まります。
こうやって休日が開けて仕事が始まるたびに憂鬱な気持ちになる。
仕事が始まると今日は何曜日か、と気にしながら週末を楽しみにする。
そして、週末が過ぎるとまた憂鬱になる。
こんなことを年間何十回繰り返しているんだろうと、今更ながら気になっているアラフィフ管理人のおかけんです。
会社員で同じ思いをしている方は多いのではないでしょうか?
おそらく、休日明けの憂鬱な気分の時には心的にはあまり良い状態ではないでしょうし、これが極端な状態では心の病気にもなる危険性もあると思います。
それよりも、仕事に行くことが憂鬱という時点で何か間違っているのではないかという思いがします。
なぜこのようなことを繰り返しているのだろう、どうすればこのような状況から抜け出せるのだろうと考えてみましたので、ご紹介します。
好きなことが出来れば会社に行くのことが憂鬱にならないのかも
私は現在の佐賀県の工場に勤務する以前、約7年前までは関西にある研究所に勤務していました。
現在の工場へは希望しない転勤命令によるもので、自分にとっては適所ではないと思っています。
ここから考えてみると確かに研究所に勤務していた頃は休日だろうが平日だろうが業務内容が好きなことだったので憂鬱になることはありませんでした。
むしろ楽しく、自宅に仕事を持ち帰り、休日も仕事をしているくらいでした。
しかし、現在の工場勤務になってから、平日の仕事に行く日は憂鬱で仕方ありません。
どうも、自分のやりたいこととはかけ離れた仕事内容であるようだからです。
やはり、好きなことが出来れば会社に行くことも憂鬱にならないのかもしれません。
かといって、会社という組織に属している限りは自分の好きな仕事を選択できるわけでもなく、命令された仕事に就くことしかできません。
ですので、このような場合は逆の発想で好きでない仕事を好きになるしかないのでしょうか。
好きなことだけをして生きていくには
堀江貴文さんは著書「好きなことだけで生きていく」の中で、
好きなことだけで生きていくことは、例外なく誰にでもできる。
まずは「行動力あるのみ」である。
そうすれば、好きなことを仕事にして生きていくことができると述べられています。
私も、堀江貴文さんの本はたくさん読ませていただいており、この内容についてもそのとおりだと思います。
「行動力」さえあれば、行動さえすればなんとかなる。
やりたいことだけをやりながら生きていくことはできる。要は「やるかやらないか」だけ。
ということは重々わかっています。
極端な話、会社の上司に「明日からバイトで食っていくんで会社辞めます」と言ってしまえば簡単なことなんです。
しかし、堀江貴文さんと私の違いは知名度が最も大きいと思いますが、その他に家族というものがあります。
私は、著書「好きなことだけで生きていく」のとおり行動すれば、そのとおりにできると思いますが、その間に起こる失敗。
もちろん、失敗があるから成功へ結びつけることができるのですが、その時に家族に与える不安のことを考えるとどうしても行動ができません。
これが、20代の独身の頃であれば、深く考えることなく行動に移せたかも知れません。
今や家族を持っている身としてはそういう不安を与えないということも自分の義務だと考えてしまいます。
一方、EXILEHIROさんは、その著書「ビビリ」の中で、
やりたくもない仕事を家族のために我慢してやりに会社に行くサラリーマンはかっこいい
と書かれています。
当のサラリーマンの私はあまりかっこいいとは思っていませんけれど、他業界からはそう思われる方もおられるんですね。
それでは、自分の好きな仕事ができずに我慢するしかないのか
昨今、企業のポリシーやワークスタイルは目まぐるしく変わっています。
数十年前に年功序列や終身雇用制度がなくなり能力主義が主体となっています。
これに関しては、社内接待の横行などグレーな部分を生むことにもつながってしまっていますが。
そして、裁量労働制の導入など、労働時間ではなく成果で評価する企業も増えてきています。
さらには、ITの発展により、どこにいても仕事はできるということから、在宅ワークやリモートワークという労働形態も増えつつあります。
私の会社でも、オーナー企業ということからまだまだ考えが古い方ですが、今年度より試行的に在宅ワークの導入を行っています。
在宅ワークやリモートワークのメリットは、社員は会社に拘束されることがなく働くことができ、会社は残業手当などの人件費が削減できるというお互いにメリットがあります。
しかし、まだまだ管理面で試行錯誤の段階というデメリットもありますが、それはシステムが整備されれば解決することでしょう。
それが普通のワークスタイルとなれば休日明けに出社する憂鬱もなく、拘束されない会社員というものにはストレスを感じることもなくなります。
好きなライフスタイルで楽しく働けるという環境も期待できるのではないでしょうか。
しかし、私については、工場勤務ということで、工場の生産業務というものは在宅ワークでできることではありませんので、もっと画期的なワークスタイルが発案される必要があります。
在宅・リモートワークではどうしてもワークスタイルを変えることができないですね。
現在、50歳、定年まであと10年もありませんが、その間、憂鬱な気持ちになどならずに楽しく働ける環境にしたいものです。
何事も他人のせいにしていては始まりません。
原因はすべて自分にあります。短い間とはいえ、自分の人生の時間の大半と家族への責任も背負って頑張っていきたいです。