転勤や人事異動を不本意に感じるなら、家庭を顧みない仕事人間になってしまっているのかも

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この記事の所要時間: 621

会社員の方には、もう人事異動や転勤など新年度に向けての辞令が出ている時期ですね。

同じ事業所内の異動程度なら、しかたなかいかで済ませられる場合が多いと思いますが、転勤ともなるとそうもいかない方もおられ るのではないでしょうか。

関西の事業所から現在の九州の工場にいやいやながら転勤してきたアラフィフ管理人のおかけんです。

明らかに栄転される方は先の希望でいっぱいだと思います。

しかし、希望しない転勤命令を受けた方はそうではないでしょう。多からず、少なからず絶望感みたいなものがあると思います。

私も、壮絶な絶望感に包まれたのを覚えています。

しかし、転勤から7年たった今、会社での立場、仕事内容に不満はあるものの家庭における自分のことを見直せるいい機会になったこ とに気付きました。

もしかしたら、転勤が不本意と思われる方は、家庭を顧みない仕事人間になっているかも知れません。

仕事人間というのはいいことだと思いますが、それも程度が過ぎると家庭を顧みないことになり、家庭崩壊につながってしまっては 全てが不意になってしまいます。

そのことに気付けたきっかけが、私の場合は転勤でした。

私が転勤によって得た経験をご紹介します。

仕事に希望を持って仕事人間になっていた頃

現在の事業所に転勤する前は、関西にある研究所に勤務していました。

研究所では、とにかく仕事が楽しく、製品の設計や他社競合品の研究など、好きな仕事をしていました。

ですので、毎日が充実しており、仕事以外のことは頭にない状態でした。

そのような状態で仕事をしていましたので、製品設計では特許の取得や他社との共同研究などで次々と実績を上げていきました。

仕事で実績を上げると更に仕事が楽しくなり、その範囲を広げ、深く追求するようになっていきます。

そして、会社にいる時間も徐々に長くなり、帰ってくるのが早くても21時、遅い場合は日付が変わることもたびたびありました。

今考えてみるとブラック企業と呼ばれる会社の労働環境みたいですね。しかし、当時は自ら望んでやっていました。

良くテレビドラマであるサラリーマンが夜遅く帰ってきて、一人で晩御飯を食べているシーンがありますが、まさにその通りでした 。

睡眠時間が少なすぎる日が続いて体調を壊し、入院したこともありました。

それでも、仕事が好きでしたので、何とか干されることがないように必死になって研究レポートの作成や実績を作るのに必死に なっていました。

それこそ、家庭を顧みない仕事人間だったと思います。

突然の転勤命令から

現在、私の勤めている佐賀県に新工場が建設されたのは当然、社員として知っていました。

他の事業所から徐々に人が転勤させられていきました。

ですが、これだけ研究業務で実績を出している自分には関係ないと気にもかけていませんでした。

ところがある時、新工場の建設プロジェクトに呼び出され、

「新工場に異動しないか?」

と声をかけられました。

正直、私は研究所で一所懸命、本気で仕事だけのことを考えやってきたつもりでしたので、このような誘いがあっただけでもかなり のショックを受けました。

「なぜ、自分が研究所から工場勤務に誘われなければならないのだろう」と。

そして、今までの自分のやってきたことから納得できない私は断ろうとしましたが、強引に転勤の辞令を出され、転勤を決められて しまいました。

当時、社宅住まいだった私は、そうなるとどうすることもできず、とりあえずは生活を守るためにしかたなく家族と一緒に現在住ん でいる佐賀県に引っ越すこととなりました。

なぜ、あれだけ一生懸命やってきたのに、実績も積んできたのにと全く納得できませんでした。

なぜ自分が転勤のターゲットになったのか分かりませんし、そもそも自分自体が転勤などしたくありませんでした。

仕事上において今までに経験した中で自分が最もみじめで辛いと感じた出来事でした。

転勤したからこそ気付いたこと

全く希望しない、いえ、拒否したい転勤を強引にさせられたことから絶望の日々が続きました。

思い悩んだ末に大事には至らなかったものの持病のパニック障害から、軽いうつ病も発症しました。

パニック障害の症状と対処法。発症してから19年間の体験談と付き合い方

そこまで精神的には追い詰められていました。

そのような日々が続いていたあるときにあるきっかけで大切なことに気付きました。

きっかけは妻の一言でした。

「田舎ののんびりしたところで平和に暮らせているからええやん」

そして、

「あんまり、仕事が辛かったら辞めても何とかなるやろ」

この時に気付いたことは、確かに仕事の内容には不満やストレスが多大にありますが家庭が平和であるということでした。

更に妻から教えてもらったことは、研究所勤務の時とは違って家庭を顧みないようなことがなくなったということでした。

確かに、転勤後、会社の仕事とプライベートはしっかり割り切るようにしました。

帰りも就業時間になると帰宅する毎日でした。

研究所に勤務していた頃は、自分では気付かなかったのですが、常にイライラしていてやたら怒りっぽかったらしいです。

そして、理不尽なことで腹を立てて家族に怒ることもあったとか。

例えば、自分がトイレに行きたいときに誰かが入っているとそれだけで怒りだしたり、妻が旅行に誘っても訳のわからない理由で断 ったり。

正直、平和な家庭とは言いにくい状態だったと。

しかし、それらのことを聞いても全く思い出せないのです。

私の記憶の中では休日は家族で買い物に出かけたり、まだ小さかった娘たちを連れて動物園に行ったりといったことしかないのです 。

実際には、そういうこともあったけれど、ほとんどのときは家族が私の機嫌を損ねないように気を使っていたのが実状だったらしいです。

都合のよい言い訳になるかも知れませんが、おそらく、四六時中、仕事のことで頭がいっぱいだった私は妻の言うように本当にそのような状態だったのだと思います。

そして、そこまで仕事人間だったために家庭のことを全く顧みない人間になっていたために家族のことを頭の中にとどめることすらしなかったので、記憶の中にないのではないかと思います。

転勤により、仕事は不本意な状態になりましたが、家庭でこのような状態であったことに気付くことができたのは本当に良かったと思います。

現在、同じように研究所や本社の重要な部門で勤務されている方の中で家庭を顧みずに仕事に没頭されている方を客観的にみることがあります。

そのような状態を見ると当時の自分のことを大変反省させられます。

ですので、現在の仕事が好きで楽しくてたまらないのに転勤させらるのは嫌だと思われる方は、私と同じような状態に陥っている可能性も考えてみてください。

何事をおいても最も大切なのは家庭であり、家族です。それが仕事に没頭しすぎるあまりにおろそかになっては何もなりません。

今一度、家庭を顧みてみることをオススメします。

私の仕事の将来については、またの機会にするとして、家庭については今のような平和な状態が続くようにしていきたいと思っています。

それに気付くことができたのは、あの嫌な転勤があったからこそです。

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