アラフィフの趣味として読書を楽しむことを以前、オススメしました。
最近、寝る間には、短編小説の1節を読んでいるアラフィフ管理人のおかけんです。寝る前の読書というのは気持ちを落ち着かせる効果があり眠りに入りやすくなるそうです。
そのおかげか、以前よりも寝つきが良くなったと感じています。しかし、これにも様々な説があり、寝室には本は置かない、寝る以外何もしてはいけない「特に読書は」と言われる方もおられます。
でも、自分にとって楽しく過ごせるのであればそれでいいと思います。自分なりの楽しみ方があるものですよね。
読書は楽しいもの
私は、子どもの頃、両親が共働きだったことで一人で留守番をすることが多かったんです。その時に楽しみにしていたのが本でした。
テレビを見るより、気に入った本を何度も何度も繰り返して読んでいたのを覚えています。
それから10代後半から20代前半の遊び盛りには読書から離れていましたが、会社の上司から読み終わった推理小説をもらったことがきっかけで、また読書にハマることになりました。
それから、50代になる今でも読書は趣味として続いています。
本を読むことの楽しみは、知らなかった知識を知ることができることの喜び、そして小説の世界に入り込んだ時に現実から離れられることです。
特に好きな本に出会った時には、そのワクワク感はたまらなく、次の展開が気になって読み終わるまで止まらないこともあります。そのワクワク感を探して、ネットや本屋さんで本を買う時は本当に時間を費やします。
もし、本を読むのが楽しいと感じたことのない方がおられましたら、それは本当に好きな本と出会えてないからかもしれません。そういう方は、一度、じっくりと興味のある本をさがしてみることを強くオススメします。
そして、読書から得られるものは多い
「得る」というとビジネス書やハウツー本を連想してしまう方が多いかもしれません。しかし、それらは意外と同じようなことを複数の著者が書いておられたりするので、そんなにたくさんのものを読む必要もないかと思います。
その一方で娯楽要素が強いと思われている小説の方をたくさん読む方がいいと思います。
小説は、一冊一冊、異なったストーリーで同じことを書いているものは増版でもない限り無いでしょう。ですので、たくさん読んでもビジネス書のように内容がかぶるということはありません。
ただ、人により感じ方が違いますので、好きなものを選ぶということが必要となりますが。
小説を読むと、その情景や人物が容易に浮かびますよね。登場人物の性格や人格、もしかしたらシルエットまで浮かんでいることもあることもあるかもしれません。さらには、景色や季節感、暑さや寒さ、暗さ、明るさ、雰囲気まで伝わってきます。
もし、自分が何かを文字だけで伝えようとするとその難しさに気づくでしょう。
「百聞は一見に如かず」という言葉もありますように、いくら文字を並べても中々、的を得て伝えることはできないかも知れません。
レポートなどを書いて提出したものの上司から「分かりにくい」と返されたことのある方は見に持って実感されているでしょう。
しかし、小説は前述のようなことを見事に活字だけで表現しているのです。さらに読んでいる人の気持ちを引き込む力さえ持っています。
これほどのボキャブラリーとその使い方は見事なもので、ぜひ見につけたいものです。
しかし、そればかり意識して読んでいると肝心のストーリーを楽しむということができなくなります。ですので、できるだけたくさん読んで、自然と体に覚えこませるようにして身につけていくのが良いと思います。
そのようなことから、読書のお習慣を身につけるということが言われているのでは無いでしょうか。
読書をたくさんすることで人生も変えられるかも知れない
今の社会では、学歴格差というものがあります。学歴が高いほど、教養が高いという固定観念は無くなっていません。
しかし、学歴が低くとも「学習歴」を高めることで、学歴が足かせになっていることができるようになることがあるのではないでしょうか?
以前、私が会社の研究所に勤めていた時には周囲は院卒の職員ばかりでした。その中に高卒の私がぽつりといる状態でした。これは、読書とは関係ありませんがこのような状態です。
学習歴を高めるためには読書をすることで知識やホキャブラリー、表現力をつけることでできると思います。
文部科学省の発表では、
月に3冊以上の本を読む人は全体の上位20%
月に6冊以上の本を読む人は全体の上位10%
月に7冊以上の本を読む人は全体の上位4%
と発表されています。
それだけ読書を習慣化している人は少ないのです。ですので、逆に読書を習慣化することで上位これだけの割合のチャンスがあります。
そのためにはぜひ、読書を習慣化することをオススメします。
暇で何もすることがなければ読書、電車の中ですることがなく眠るのであれば読書というふうに。
こういうように言いますと、読書することが楽しくなくなったり、強制観念が出てくる人もおられるかも知れません。そういう方は、無理をせず好きな本だけを読むだけでもいいと思います。
ただ、私の場合は月に5冊以上という目標を掲げています。それは、読書が好きでそれでも苦に感じることがないからです。
本のカテゴリーにはビジネス書、ハウツー本、小説、その他情報誌などがあります。この先になりたい自分を考えて、それらのカテゴリーのバランスを考えるのも楽しいものです。
アラフィフとなった今からでも知識をつけてさらなる成長を目指しましょう。
そして、会社員としては若い世代により説得力のあるアドンバイスのできる大先輩となりたいものです。