自分が20代だった頃、アラフィフだった父親が良くテレビで動物のドキュメンタリー番組を観ていたのを覚えています、アラフィフ管理人のおかけんです。
当時は、その面白さや魅力など分からなかったので、「なぜ、こんな番組ばかりを好むのだろう」と不思議に思っていました。
自分がアラフィフになった今、当時とは感性が異なってきたのでしょうかね。
当時の父親はテレビ番組でしたが、私はネイチャードキュメント映画に非常に興味を持つようになりました。これが、アラフィフの感性なのでしょうか。
その壮大な自然のドラマは、原作のある映画とは異なり驚嘆させられる違った楽しみ方があります。このお正月にはテレビでも見てゆっくりと思っておられる方には、ぜひネイチャードキュメント映画を鑑賞されることをオススメします。
ネイチャードキュメント映画オススメ3選
ライフ 「いのちをつなぐ物語」
イギリスの公共BBCが6年の歳月をかけて野生の動物を追ったドキュメンタリーです。南極で子育てをするアザラシに始まり、70人を超えるカメラマンが世界中18ヶ国24ヶ所で撮影した動物たちのドキュメンタリーがドラマとして描かれています。
温泉に入るニホンザルも登場します。
Earth(アース)
イギリスのBBCが5年もの歳月をかけて地球全体の動物の生と死をドラマとして描かれています。
ストーリーは宇宙の中の地球に始まり、北極から南極へと進んでいき、その間の自然の脅威、動物たちのドラマが描かれています。
ネイチャー
イギリスBBCが水をテーマに大自然を573日間にわたり撮影したドキュメンタリーです。
雨を自然の神秘だという少女に案内人が現れ、水をめぐる動物たちのドキュメンタリーをドラマとして描かれています。
いずれもイギリスBBCの製作となっています。この手のドキュメンタリーはイギリスの得意分野なのでしょうか。
特にオススメ、Earth(アース)
北極から南極へと物語は進んでいき、地球全体におよびます。
その中で何千キロも移動する渡り鳥や水を求めて何百キロも移動する動物たち。弱肉強食を生き抜くためのようす。餌を求めて何千キロも移動する海の中の動物など。
そのスケールと大自然の美しさと脅威、またその厳しさなど、壮観の一言につきます。
その中でも特に気づきがあったのは、どの動物でも群れで行動すること。そして、群れから離れてしまうとたちまち生命が脅かされてしまいます。これは人間も同じことではないでしょうか。
人は誰も一人では生きていけません。必ず自分以外の人に支えられているからこそ、生きていけます。そんなことを自然の摂理の中から学ぶことができました。
ネイチャードキュメント映画から学ぶこと
ホッキョクグマが絶滅の危機になっていることは有名です。地球の温暖化によって北極の氷の溶ける時期が徐々に早まっていることが原因です。
氷が早く溶けると冬眠から覚めたばかりのホッキョクグマが5ヶ月ぶりにエサのアザラシをとろうとしても、その足場になる氷がなかったり薄くなっていたりして狩りができないからです。
アザラシにとっては安全になるかも知れませんが、そこは自然のあるべきサイクルですので、本来の状態に戻すべきです。
海中でもマッコウクジラのエサになるオキアミの数が温暖化によって減ってきているそうです。
このような地球温暖化は私たち人間の生活が豊かになり、消費が多くなることも影響を与えています。
映画中では、まだ地球温暖化対策による生命体系の維持には間に合うとのメッセージがありました。
今から小さなことでも、すべての人がエコを心がける必要があるのではないでしょうか?
本当に小さなことでいいと思うんです。
●使わない部屋の照明を消す。エアコンの温度を1度変える。洗面所の水を出しっぱなしにしないなど。
これらのことを全ての人が意識するだけで自然の摂理を崩すことが無くなるのです。
ぜひ、今からでも意識して行動したいと思います。
そして現在の自分を見つめ直す
この映画(earth)では地球を宇宙の中の「幸せな惑星」と呼び、その中で繰り広げられる壮大な自然の世界を描かれています。
宇宙や地球という規模、そして動物たちがエサや水を求めて移動する数千キロ、数百キロという距離から考えると私たちが一生のうちに暮らす範囲などちっぽけなものかも知れません。
その中で会社という小さな世界での人間関係や不満などは本当に小さなことです。しかし、生活していく上ではそれらに関わる必要があります。
そういうときに、小さな世界で物事を考えるより、宇宙や地球規模で考えると大したことないと流せるような悩みもあるのではないかと思います。
ぜひ、ネイチャードキュメント映画を見て、自分の世界観をスケールを大きく持って、日々を楽しむことをオススメします。