「あー、なんでこんなことになったんやろ?困った!」
「めちゃくちゃ腹立つわ!一体どういうつもりやねん」
嫌なことがあって落ち込んだり、めちゃくちゃ腹がたったり。
それで、どうしても気がおさまらない。どうやったらいいかわからない。
そういうことは誰にもたまにあることではないでしょうか。
自分にも先週あたりにそういうことがあってものすごく落ち込みました。
でも、数日経って考えてみたら、大したことではなかったアラフィフ管理人のおかけんです。
そんなに悩んだり落ち込んだり、腹を立てたり(ちなみに九州では「腹をかく」と言います。ディスっていませんよ)するほどの大したことではなかったということも多いです。
でも、そのときはそんなに冷静になれないからどうしても感情的になってしまうんだと思います。
そんな場合の解決法について私なりのやり方をご紹介します。参考にしてみてください。
どうしても気持ちがおさまらない。そんなときは寝てしまう
嫌な気分がおさまらない、どうしても腹がったってしかたない。
そんな気分が勝ってしまって何も手につかないし、何をしても楽しくない。
よく、思いっきり体を動かしたり、一番好きなことに集中して気分を解消すればいいと言われますが、それすらやる気になれないほどというときもありまよね。
私は、そんなときは何もかも投げ出して寝てしまいます。
夜ご飯を食べる気にもなれない、テレビを見る気にもならない。
そんなときに、無理して気分の良くない時間を過ごしても仕方ないじゃないですか。
だったら、ご飯も食べず、お風呂にも入らず部屋に適当にヨガマットや毛布を敷いてカーテンを閉めて寝てしまいます。
まだ、19時であろうと部屋を真っ暗にして何もせず、横になっていると自然と寝てしまっています。
そして、翌日、朝起きたときには、あれだけ嫌な気分だったのがある程度すっきりしているのです。
まったく、「あーすっきり!」というほどではありませんが、悩みには解決の糸口が見えたり、腹の立ったことには腹の虫がかなりおとなしくなっています。
なぜ、寝てしまうのが良いのか
必要な睡眠時間というのは人によって異なるかも知れません。これは諸説あるので私には言い切れませんが。
しかし、睡眠がストレスや精神を安定させるのに効果があることは良く言われることです。
このように何もかも嫌になっている状態と言うのは、いろんなストレスが重なって頭の中でごちゃごちゃの状態になっているのです。
おそらく、腹が立って仕方ないときの原因を考えてみると、以前から我慢していたことが積もり積もって爆発という状態ではないでしょうか。
悩みがあってどうすれば良いかわからないというときも、いろんなことを考えすぎていないでしょうか。
このうように「あれもこれも、こんなことも・・・」ということが重なり合ってもうどうしたら良いか分からなくなって不安になっている状態なのです。
そんな状態を睡眠によって整理されるシステムになっているんです。
睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠というものがあります。
レム睡眠のときには体が眠り、ノンレム睡眠のときには脳が眠っているイメージです。これが波のように重なりあって繰り返されています。
このレム睡眠のときに脳が私たちに起こったことや考えたことの記憶の整理を行ってくれているのです。
そして、必要なものだけをピックアップしてわかりやすく並べ替えてくれているのです。
ですので、悩みや怒りのような心の不安な要素を無くすように働いてくれているのですね。
だから、よく眠った翌朝には「あれ、なんであんなことで悩んでいたんだろう?」ということもあるのです。
この体に備わった能力を利用して、どうしようもないくらい腹の立つときや、大きく悩みがあるときは解決の糸口を見つけてやろうというのが私なりのやり方です。
思いっきり睡眠を取る方法で本当に解決できているか?
もちろん、どうしようもないこともあります。
壊してしまったものを元に戻そうなんてできるわけもありませんし、もう出会うことのできない人とのトラブルも解決できません。
しかし、私の経験上、あれだけ腹の立っていたことが、ひとこと話会うだけでお互い分かり合えるとか。
あれだけ悩んでいたことが、少し勇気を出して行動するだけで解決するとか、その程度のことがほとんどです。
そして、解決した後は腹を立てたり悩んでいたことがバカみたいに思えることが多いです。
そういうことからも、心が不安定な気持ちで無駄な時間を過ごすなら、何もかも投げ出して寝てしまうことは本当にオススメです。
何もかも投げ出してといっても、後になって取り返しのつかないようなことにはならないように注意が必要ですが。