夏季の長期休暇も本日で終わり、夏もそろそろ終わりに近づいてきました。
休暇中にしかできないことをしておこうと愛車の点検をしてみたところ、ちょっとメンテナンスをしなければならないところが。
私の愛車はGX60ノアの平成15年式ですので、もう13年以上が経過しています。
それでも、今まで故障らしい故障をしたこともなく、現在でもセル1発でエンジンはかかりますし、個体のあたりが良かったのか、さすが天下のトヨタ自動車さんという感じです。
しかし、さすがに外装は年式なりに劣化しているところが出てきています。
このようにヘッドライトは半端ないほど黄ばんでしまっています。
そして、この度気づいたのが、写真では見にくいかもしれませんが、ドアノブあたりからサビの汚れらしきものが水垢となって出てきています。
これは、ちょっと早めにメンテナンスをしておくべきだと休日を利用してメンテナンスを行ったアラフィフ管理人のおかけんです。
その作業の様子をご紹介します。
ドアノブの取り外し
おそらくサビの発生している箇所はドアノブの取り付けてある付近であると推測されることから、ドアノブを取り外してみることにしました。
運転席のドアノブです。
ドアを開けたサイドに写真のような丸いパッキンがあります。
これは簡単に外れますので、指先を使ってこのように取り外します。
そうすると中に星型の穴のネジが見えます。
このネジは普通のプラス・マイナスネジではありませんので、このような専用のトルクスレンチT30というものを使用します。
私は、ホームセンターで購入しました。価格は720円でした。
トルクスレンチでネジを緩めていきます。ネジは落下しないようになっていますので、安心して緩めてください。
ノアノブは2分割の構造となっており、ネジを緩め終わると写真のように半分が簡単に取り外せます。
ゆるい力で引っ張ってやるだけです。
そして、ノアノブの引っ張る側を横にスライドさせながら外します。
これでドアノブが外れた状態になりました。
サビの原因と対策
どうやらサビはこのパッキンを外した中にあるようです。
パッキンを外してやるとリペットが出てきて、完全にサビています。
本来、サビを落とすには紙ヤスリなどで削ってしまうのが良いのですが、鉄粉がボディに付着するとその部分からサビが発生します。
ですので、100均で購入したゲル状のサビ取りでサビを取るようにしました。
20分くらいかけて布とサビ取りでふきあげて、なんとかある程度取り除くことができましたので、今回はこれで良しとしました。
この一連の作業を左右の前後のドアノブ、合計4箇所に施して、今回の作業は完了としました。
元に戻すのに一苦労
さて、サビ取りが終わったので取り外したドアノブを元に戻そうとしました。
運転席側、助手席側は取り外した時の逆の作業で簡単に戻りました。
問題は、後ろのドア、いわゆるスライドドアのドアノブが取り付きません。
そうこうしているうちに、夕方から始めた作業が夜になり真っ暗になってしまったので、仮の取り付けをし、テープで固定して翌日に作業をすることにしました。
翌日、起床するなりドアノブの取り付いていた箇所の内側を見るとドアを開けるためのレバーがあります。
どうやら、これをドアノブに引っ掛けてやらなければならないようです。
そういえば、取り外すときに「カチャ」と何かが外れたような音がしたのがこれだったようです。
このレバーを引っ張った状態でドアノブを取り付けなければならないようですが、手も工具も入りません。
そこで、四苦八苦した挙句、ビニール紐で引っ張っておいてドアノブにはめ込んだ後、紐を取り外すことにしてなんとか取り付けが完了しました。
このスライドドアの箇所についてはこのようなコツが必要です。
もう古い車ですが
13年目の車検を今年受けました。
もう古い車ですが、全く故障がないのと自分自身がこれだけ長く乗っているとものすごい愛着がわいてしまって買い換えたいという気持ちが起こりません。
それに、娘たちが子供の頃からこの車であちこち出かけた思い出がたくさん詰まっているので、余計に手放したくないのです。
周囲からは、おそらく「あんな古い車」と思われているでしょうが、私たち家族にとっては本当に大切な車です。
もう年数も年数ですから、そろそろ故障してもれなくなってしまうときが来るのかも知れませんが、なんの問題もなく元気に動いてくれているうちはメンテナンスを繰り返して大切にしたいと思っています。
冒頭にも書きましたようにヘッドライトの黄ばみがひどいので、今度は黄ばみを綺麗にしたいと思い、今日、道具を買ってきました。
次回の機会ではヘッドライトの黄ばみ取りについてご紹介します。