アラフィフ管理人のおかけんです。
最近になって物忘れが気になるようになってきました。
加齢による症状の一つのようですので、同じように気になっているアファフィフの方もおられるのではないでしょうか。
幸い、今のところは重要なことを忘れたりして支障があるようなことはないので、困ってまいませんが、何か話そうとした時に「あれっ、なんだったかな?」言おうとしたことが突然出てこなくなると少し心配になりますよね。
そこで脳を活性活させることで頭の回転を速くしようという「脳活」というものについて考えてみたいと思います。
物忘れのメカニズム
物忘れがだんだんと出てくるのは加齢とともに脳もだんだんと年を取っているからだと言われています。ですので、アラフィフともなると避けられないことですね。
老化は脳への刺激が少ないほど、記憶力・判断力・適応力もなくなってきます。ですから、60代になって仕事を定年された人が突然物忘れがひどくなるのは刺激がなくなってしまうからと考えられています。
ストレスによっても記憶力や理解力が低下する場合があります。これは、記憶は脳の中の海馬という場所で作られるのですが、そこにストレスが加わると別の情報が加わってしまい、しっかりとした記憶でなくなってしまうのです。よく、緊張で頭が真っ白になってしまうという状態がこれになります。
また睡眠不足によっても、ストレス等によって壊れた脳細胞を修復することができず、海馬が衰えて影響を与えることもあります。
そして、年齢を重ねるといろいろな経験や記憶も増えてきます。それらは脳に収納されます。
その量が増えてくると記憶を引き出す際に目的のものにたどり着くまでの時間がかかったり、あまり使うことのない記憶はさらに時間がかかると言われています。
例えるならば、タンスの引き出しに記憶というものをしまい込み、量が増えるとその引き出しが増えていき、あまり使われることのない引き出しは奥へしまわれているイメージですね。
物忘れを少なくする「脳活」
「脳活」とは文字どおり、脳の活性化することで回転を速くしたり、記憶力を高めたりするための活動をいいます。
脳は働かせばするほど、活性化するようです。ですので、常に脳を使うことを意識していれば活性化してくるということになります。
そして、脳を常に働かせていると疲れてきます。疲れてくれば良質な睡眠がとれて、海馬の衰えがなくなり記憶力も良くなるということになります。
以下に、いくつかの簡単にできる脳活性化の方法を紹介します。
テレビ番組や映画を見る
好きなテレビ番組や映画を見ることによって脳を活性化させます。興味のないものをダラダラと見ていても効果はありませんので、興味のあるものや好きなものを楽しむことがコツです。
それを集中してみることで気分が感動したり、高揚することで脳が刺激を受けます。
読書をする
読書をすることで活字を目で追うという行為だけでも脳が活動します。さらにその内容に集中することで脳は刺激を受けることになります。
これも、自分の興味のあるもの読んでいて楽しく集中できるものを選択するのがコツです。
文字を読みながら内容を理解し、脳内では活字を映像化していますので、フル回転している状態になります。
楽器の演奏に挑戦してみる
指は脳と神経機能が繋がっていることから、指を動かすことは脳を活性化することになると言われています。
楽器の演奏をすることは、指を繊細に正確に動かす必要のある動作ですので、脳が活発に活動することになります。
パズルを解く
パズルを解くことは言うまでもなく、頭を使いますよね。
パズルの種類もジグゾーパズル、ナンプレ、数独などいろんな種類があり、それぞれにより脳の働く部分が異なるようです。
しかし、脳はフル回転して知る状態になりますので、活性化につながることになります。
最近では、アプリやネットゲームで無料でできるものや、専門の雑誌などもありますので、時間のあるときにやってみるのもいいのではないでしょうか。
「脳活」によるメリット
脳を活性化することで、認知症の予防にもつながり、頭の回転も速くなります。
また、頭がすっきりした状態が多くなることにより、ストレスを受けにくくなり鬱状態の予防にもなります。
海馬が活発に活動するようになり学習能力も高くなるとも考えられます。
ぜひ、アラフィフとなったことにともなう記憶力の衰えを少しでも回復させることで充実した毎日が送れるようにしたいものです。