スポーツの秋と呼ばれる季節です。
私はサイクリングで体を動かすようにしています。アラフィフ管理人のおかけんです。
会社員をしていますと体を動かす機会がそうそうありません。通勤も車ですし、仕事も座ってすることがほとんどです。現在の社会全体がそうなっているのではないでしょうか。
趣味で運動をする以外には体を動かす機会がないという方が大半だと思います。
そこで、日常的に比較的簡単に取り入れることのできる運動として「ラジオ体操」を習慣にすることについて調べてみましたので、その内容を紹介します。
ラジオ体操について
アラフィフ世代の方は子供のころ、夏休みに毎朝、公園でラジオ体操をして出席のハンコをもらっていたという経験のある方がほとんどだと思います。
確かラジオ中継でラジオ体操の第一と第二があったのを記憶しています。
最近とは違い、私たちの子供のころは走り回って遊ぶのがほとんどでしたので、ラジオ体操くらいは大した運動とも思っていませんでした。
しかし、最近ではラジオ体操を知らない子供たちもいるそうです。時代の変化を感じますね。
その反面、運動不足を感じている大人の間でラジオ体操が流行っているらしいです。毎日の習慣として取り入れているその人口は3000万人とも言われています。
ラジオ体操の効果
実はラジオ体操は全身運動に最適なものとして最近注目されています。体の仕組みを考えてプログラムされていますので、筋力アップなどの効果があります。
その運動量は男性なら約15分、女性なら約10分で1日に必要な運動量を満足してしまうほどです。きっちりと行えばテニスと同じくらいのカロリーを消費する立派な有酸素運動です。
またラジオ体操は左右の動きを対称に行うので、体のゆがみを直す効果もあり体幹を鍛える効果もあります。ですので、アラフィフの方に多い肩こりやそれから来る頭痛などを改善する効果もあります。
さらにラジオ体操は有酸素運動ですので、セロトニンの分泌量を増加させてくれます。セロトニンは「幸せホルモン」と呼ばれる心の安定に欠かせない物質です。
セロトニンが体内に蓄積されるとメロトニンという睡眠を促すホルモンの分泌を促し、ぐっすりと眠れるようになります。安眠を得られることは健康を維持するうえで最も重要なことです。
このように「健康」、「安眠による免疫力アップ」、「心の安定」、「肩こり、頭痛の改善」とさまざまな効果があります。子供のころ、何気なくしていたラジオ体操にこんなにたくさんのメリットがあるとは知りませんでしたね。
ラジオ体操を行う上での注意
ラジオ体操は一見、軽い運動ですが意外と激しいのです。ですので、今まで全く運動らしいことをしていなかった人が急にすると危険な場合があります。
最初は無理せず途中で中止しても良いつもりで始めましょう。徐々に習慣化してから時間や回数も増やすようにしてください。
夜、寝る直前にするのも良くありません。運動神経を刺激して寝付けなくなり逆効果になります。
寝る2時間以上前に行うようにしてください。最も効果的なのは1日のうちでもっとも体温の高くなる16時から18時の間です。
ぜひ運動する機会の少ないアラフィフにはラジオ体操を生活に取り入れて、心と体の健康を維持されることをオススメします。