毎年やってくる嫌な時期の一つに梅雨があります。
ここ九州は本州や北海道と違って、列島が小さいせいか梅雨の時期の湿度の高さが非常に高いのです。
それに加え、梅雨の時期ともなると分厚い雨雲に覆われ、じめじめが半端なく、不快指数はMAXです。
これだけ不快指数が高いと何もなくとも気分が不快で理由もなくイライラしてしまいます。
本日も朝から雨が降り、ものすごいジメジメ感の中、会社に出勤したところ、何事があったわけでもないのに気分がイライラしてしまったアラフィフ管理人のおかけんです。
そのまま出勤したところ年下の管理職から
「おかけんさんの影響力は大きいからイライラするのはやめてくださいよ」
「おかけんさんがイライラしていると他の人にも影響しますから」
と言われてしまいました。
そうです。皆さんもご経験があるかも知れませんが、イライラした感情というのは感染するのです。
そんな感情を組織やグループに持ち込むのはやはりよくありません。
かといって、そんなにうまく感情をコントロールできるものでもありません。
そんな時にどうすればいいのか、考えてみました。
梅雨の時期に気分がイライラするのはなぜ?
梅雨の時期には前にも書いていますように湿度が高くジメジメして、おまけに厚い雨雲に覆われています。
その状態を普通は不快に感じますよね。
それだけならまだ大丈夫でも、さらに睡眠不足であったり、雨で服がびしょびしょになったりしてストレスになる要素が重なるとどうしても気分がイライラしてしまいます。
それが会社に出勤したときであれば、どう解消するわけにもいかずにイライラした気分はひきづったままです。
オフィスに出勤するような職種の方々はまだなんとかできるかも知れませんが、私のように工場に出勤する人間はそのまま拘束されてしまいます。
この会社に拘束された状態というのも実はさらにイライラに拍車をかけることになるんです。
この時期には雨の影響により気圧が変化して、体調がすぐれない事が多いのと、やはり悪天候が続くと気分が落ち込んでくることがあります。
ひどい場合には自律神経のバランスをが崩れて「交感神経」が「副交感神経」より活発になってしまい、イライラを引きおこすということにもなるわけです。
そのイライラした感情が人に感染
イライラした感情だけでなく、いろんな感情というものは感染するようです。
誰にでもあると思いますが、「もらい泣き」がそうですね。
誰かが大笑いしている姿を見れば、自分も理由はわからなくともおかしくなってくる。
不安そうな人を見ていると自分も不安になってくる。
このように私たちが気付いていないだけで集団で生活するために持っている能力です。
ですので、今日、私は天気と湿度の鬱陶しさからイライラしていたので、できるだけ表面上はとりつくるようにしていたのですが、一緒に作業していた女性が徐々に不機嫌になってきました。
かといって、私もそう簡単に自分の気分を変えられるものでもありません。
イライラした機嫌の悪いもの同士が一緒に世間話などしながら和気あいあいと仕事をできるはずもありません。
できるだけ、会話を最低限に抑えてどちらかのイライラが収まるまで当り障りのないようにしました。
そうしているうちに、午後から気分が収まりなんとかなりましたので、なんとか平常の状態に。
今回は、私がイライラした感情を持ち込んだのがいけなかったですね。
では、どうすれば梅雨の時期の不快感を避けることができるのか
この時期の天気は私たちにはどうすることもできません。
では、どうすれば良いでしょうか?
天気の不快感以外にストレスの原因となることをできるだけ少なくすること。
雨の不快感から少しでも気分を紛らわすことでしょう。
体調の不快感を避けるために
この時期は太陽の光に当たることが少なくなるので、セロトニンの分泌が少なくなり、その影響で睡眠ホルモンのメラトニンの分泌が少なくなります。
それにより睡眠の質が落ちやすくなります。
それを避けるため、室内でできる簡単な筋トレなどで体を動かし、十分な睡眠をとるようにするのも一つの方法です。運動によりセロトニンの分泌量が増えます。
規則正しい生活
ついつい週末の休みになると寝坊や夜更かしをしてしまいます。
不規則な生活はホルモンバランスを崩す原因になります。
ホルモンバランスが崩れると交感神経と副交感神経のバランスが崩れてイライラしやすくなります。
正しい食生活
食生活が乱れていると体がセロトニンを十分に作ることができません。
その結果、精神がリラックスできずにイライラしたり、睡眠不足にもなりかねません。
野菜や果物で食物繊維を摂ることや、肉や魚などの動物性タンパク質をしっかりとちるようにしましょう。
朝はイライラした気分で会社に出勤したものの、帰りの車では雨上がりの虹を見ることができ、帰宅後にはすっかり気分を癒されて帰ることができました。