「最近、疲れてきたからちょっと休暇でもとってゆっくりしたいな」
このように思うことは会社員なら誰もがあるのではないでしょうか?
「でも中々、仕事を休みにくいしな」
こう言われる方がほとんではないでしょうか?
それでも、1年に1回は長期休暇をとってリフレッシュしているアラフィフ管理人のおかけんです。
こう言うと、まるで
「あなたはおそらく窓際族で、会社に出勤しようとしまいと影響がないからでしょう」
と言われてしまいそうですが、自分が好きな仕事でないにも関わらず、体調を崩して数日休むと会社の上司から
「いつになったら出勤して来れる?」
と催促がありますので、休んでも影響がないというのでは無いかなと思っています。
では、そのような私がどのようにして会社員でありながら長期休暇を取得しているのかをご紹介します。
有給休暇は会社員の権利。罪悪感を捨てる
私の会社でもそうですし、ほとんどの会社員の方の意識の中には有給休暇をとることに罪悪感があるのでは無いでしょうか?
この考え方が間違っていると私は思っています。
有給休暇は労働基準法第39条でも労働者に対して与えなければなら無いものとして法律で規定されています。
そして休暇を取ることは権利として認められています。さらには政府がその取得率の向上を推奨しています。
ですので、堂々と取得できる権利なのです。罪悪感を感じる必要などありません。
付与される有給休暇は勤続年数により異なってきますが、最大で年間20日と法律では定められています。
ですので、おそらく私と同様にアラフィフの方々は最大の20日が付与される状態ではありませんでしょうか。
20日あれば、月に1日の休暇を取ったとしてもまだ8日の余裕があります。
大体の方は祝祭日がある月には有給休暇を使う必要は感じないのでは無いでしょうか。
そうすれば、10日以上、休むタイミングを逃していわゆる「流れてしまう」という状況になりかねません。
これは、権利として取得した休暇に対して非常にもったい無いです。
年に1回は長期休暇を
アラフィフともなると定年までの自分のポジションが見えており、若い頃とは違い仕事に対する勢いも衰えていると思います。
管理職でバリバリにやりがいがあるとか、定年後も役員として会社に残るという人はそんなことは無いでしょうが。
平社員で、これからまだ新しい仕事にチャレンジしていくんだという方は少ないと思います。
私の場合もこれまでの実績に基づいた知識や技術の発揮は求められますが、新たな分野への挑戦など求められません。
ですので、若い頃に必死になって次々と知識や技術を吸収しようとしていたときほどの勢いはありません。
それよりも、プライベートの充実、のんびりした時間を贅沢に過ごす方に気持ちは流れていきます。
ですので、私は数年前から必ず年に1回は長期休暇を取得するようにしています。
昨年は16連休、一昨年は18連休といった具合に、1ヶ月には達しませんが、半月以上の休暇を取るようにしています。
その間には、全く会社や仕事のことなどとは縁を切り、のんびりとやりたいことをしながら1年間の心の疲れをリセッットするようにしています。
いやいや、自分は家にいるより会社で仕事をしている方が落ち着くし、ずっと仕事をしていたいんだという方は、無理して休暇を取る必要もありませんが。
でも、たまにはのんびりと会社や仕事から離れたいないと思うことがある方はぜひオススメします。
でも、半月以上の長期休暇など簡単に取れるものではないと言われる方は
前述にもありますように現在はワークライフバランスが重要視され始めており、有給休暇を権利として取得することは政府も推奨しています。
それでも、中小企業や零細企業では、まだ古い習慣が残っており休暇が取りにくいという会社もあるかも知れません。
そのような会社の場合は難しいかも知れませんが、幸い私の勤めている会社ではそういうことはありません。
しかし、突然、2週間の休暇を申請するとさすがに受理されにくいでしょう。
私の場合は、ゴールデンウィーク、お盆、お正月などの休暇に合わせてその前後に有給休暇を取得して長期休暇をさらに伸ばす形にしています。
それでも、「いや、そんな長期休むと会社や仕事に影響が・・・」と言われる方もあるかと思います。
もちろん、私の場合も冒頭に述べていますように体調不良などで1週間休むだけでも催促の連絡があります。
ですので、休んでいる間の仕事や会社に影響がないようにある程度は段取りをしておきます。
しかし、そんな長期に及ぶフォローまではできませんので、あとは代わりの担当者の手配と権利の主張を管理職に申し立てます。
これもアラフィフだからできることで、20代の人間であれば管理職に対してそのような申し立ては難しいでしょうね。
そして、半月以上の休暇を取得するというわけです。
さすがに、これだけの期間の休暇を取ると気分もリフレッシュできますし、何と言ってもその間は会社からの拘束がない自由であることが何よりも素晴らしい気分になれます。
ぜひ、可能な方にはオススメします。そして、プライベートを充実させて活力を養ってください。
会社の管理職からは
「おかけん君は、まるでヨーロッパ人みたいだね」
と嫌味を言われますが、
「はい。これからはグローバル化が重要といつも言われてますので」
と返しています。