アラフィフ管理人のおかけんです。
『10万人規模のヴィジュアル系音楽フェス』と題して、世界で活躍するヴィジュアル系バンドが一同に会する音楽フェスが開催されるようです。
実は私はヘビメタやヴィジアル系の音楽やファッションが大好きなのです。さすがに、ファッションはアラフィフとなった今ではちょっと厳しいものがあるかもしれませんが。
でも、この音楽フェスの主催であるX japanやLUNA SEAのメンバーも同世代なんですがね。違う世界で生きてきたせいでしょうか。
X Japan がデビューしてからヴィジュアル系を形成するまで
この音楽フェスの発起人であり主催の「X Japan」のYoshikiさんですが、最近は世界進出を果たして音楽だけでなく幅広く活躍されていることで有名です。一躍、ハリウッドセレブの仲間入りもされたようで、その多岐に渡る分野での活躍ぶりの功績は素晴らしいものです。
X japanは、20代の頃、私の生活の一部だったと言っても過言ではありません。
X Japanがヴィジュアル系というジャンルを生み出してから約30年、日本の独特の文化として世界からも注目されています。
この「X Japan」ですが、私が知った頃はまだ「X」と言うバンド名でした。
1980年代にインディーズで活躍されていた頃から、LIVEには行かせてもらっていました。「X」は当時、無名のアマテュアバンドだったのですが、その過激な音源と綺麗なメロディーでLIVEハウスでの人気はかなりあったようです。
しかし、その過激ぶりから東京のLIVEハウスからは出入り禁止とされることも少なくなかったことから、関東のバンドでありながら大阪でLIVEをすることが多く、人気に火がついたのも大阪からとのことです。私がLIVEを見に行っていたのも大阪、神戸、京都のみでした。
初めて「X」のLIVEに行った時のことは忘れもしません。今は無き、大阪のLIVEハウスです。キャパシティは600人程度のところだったと思います。
確か、初めてのワンマンLIVEだったと思います。お互い(と言っても、私と比べる必要はないのですが)20代前半で、若かった頃です。ですので、そのパフォーマンスもファッションも過激なものでした。
しかし、それよりも驚いたのが音源でした。
Yoshikiさんのものすごく速いドラミングにギター、ベースの重圧なサウンド、そこにToshiさんの綺麗な声がのったメロディアスでありながら激しいそれは、今まで聞いたことも感じたこともない斬新なものでした。まさに、音が体に刺さると言う表現がふさわしいかも知れません。
それから、「X」の音楽の虜になってしまったのですが、まだメジャーデビューもしていませんでしたので、音源がありません。YOUTUBEもなかった時代ですので、今のようにネット上で音源を配信するようなこともありませんでした。
ですので、機会を見つけてLIVEに通うしかありませんでした。そうこうしているうちに、徐々にLIVE会場が広くなっていき、メジャーデビューが決まりました。
メジャーデビュー後はLIVEに一回も行ったことはありません。大きな会場では、当時のような体に刺さるようなサウンドを感じることはできないと思うからです。
ちなみに、今では当然のようにLIVEで行なわれている手を胸の前でクロスさせてジャンプする「Xジャンプ」ですが、デビュー前にファンだったJUDY&MARYのギタリストであるTAKUYAさんがLIVE会場でやったのが最初とのことです。
今では、「X Japan」は国民的ロックバンドです。
当時、ヴィジュアル系やヘビーメタルといえばマイナーな音楽であり、マニアのものでした。それを紅白歌合戦に出演するなどして、メジャーなものにした功績は素晴らしいものだと思います。まさに、音楽の歴史を変えたと言っても過言ではないでしょう。
全てが順調であったわけではありません
X Japanは1997年に一度、解散しています。そして、1998年には、メジャーデビュー時のオリジナルメンバーであるhideさんが亡くなっています。
私は、その当時、ソロ活動で活躍されているhideさんを見て、そのうちLIVEに行きたいと思っていました。その矢先、たまたま休日に会社へ出勤して帰ってきて、その訃報を知りました。本当に悲しかったのを忘れられません。その後、2011年には、すでに脱退していたTaijiさんが亡くなっています。
最近では、Pataさんが病気で入院されましたが、無事に退院されたようで何よりです。
2007年に再結成されてからは、一度は挫折された世界進出を果たされ、ワールドツアーでの人気は衰えることを知らないようです。
ヴィジュアルジャパンサミット2016の開催について
今回のヴィジュアルジャパンサミットですが、1980年代にYoshikiさんが主催で行われていた「エクスタシーサミット」の復活とも言われています。
X Japanはヴィジュアル系バンドの中心的存在で、まだまだ現役のミュージシャンです。
同世代として、これからも元気を与え続けて欲しいと思います。