芸能人、特にロックミュージシャンというのはなぜあんなにかっこいいのでしょうか。
来る3月3日にX Japanのドキュメンタリー映画「We are X」が日本でも公開されます。
X Japan のメンバーとは同世代のアラフィフ管理人のおかけんです。
最近、白髪が急激に増えたような気がする、なんとなく髪の毛が減ってきているような。お腹が出すぎているなとか、とても X Japan のメンバーとは同世代とは思えないですね。
おそらく、それなりの体型維持など、努力はされているのでしょうが、同じように年齢を重ねてきたとはとても思えないほど、かっこいいですね。
私は20代の頃より X Japan の大ファンです。
当時はまだ、メジャーデビュー前で今とは違うところもあり、また違う魅力がありました。さらに当時は世界進出を意識されていな方ので「X」名で活躍されていました。
メジャーデビュー後、世界進出しようとした時に同じ「X」という名前のバンドが海外にあったため「X Japan」と改名されました。
今回、ドキュメンタリー映画「We are X」が公開されるということをきっかっけに、当時のことを振り返ってご紹介します。
X Japan の音楽との出会い
出会いと言いましても X Japan のメンバーの方が私のことを知っているわけではないのですが、私が初めてライヴハウスでライヴを見た時のことです。
X(当時は「X」だったので、「X」と呼びます)というバンドを知ったのは「SKULL THRASH ZONE」というオムニバスアルバムでした。
今でこそ、バラード調の曲も代表曲となっていますが当時はとにかく過激なバンドということで有名でした。
このオムニバスアルバムも日本のスラッシュメタルのバンドがバンドが集まったかなり激しい曲ばかりのアルバムでした。
その中でXは2曲参加しています。一曲は「Stab me in the Back」で、これは後にメジャーアルバムの「JEALOUSY」に再アレンジされて収録されています。
もう一曲の「No Connexion」という曲は、このアルバム以外に音源はありません。Xらしいいい曲ですよ。運が良ければライヴで演奏されることもあります。
それで、このアルバムを聴いて激しい曲のわりにメロディアスな部分もあり、綺麗な声のボーカルに非常に興味が湧きました。
そこで、当時、兵庫県に住んでいた21歳の私は私は大阪のライヴハウスにライヴを見に行ったのです。
その時のことは今でも鮮明に覚えています。
当時、珍しかった金髪のロングヘアーを逆立てて、ものすごい爆音とめちゃくちゃ速い過激な曲。Toshiさんのオーディエンスをあおる過激なMC。
それでありながら、途中に入るYoshikiさんのピアノソロとのギャップ。
正直、人生が変わってしまうほどの衝撃でした。それは、XかXと同等の過激な音楽しか興味が持てないほどに影響を受けてしまうほどでした。
その後、Xのライヴに夢中になる
幸いというとどうかと思うのですが、このように過激なバンドでしたのでライヴのパフォーマンスも過激でした。
ですので、千葉県出身で関東を中心に活動されていたのですが、そちらのライヴハウスでは出入り禁止になったところが多かったらしく、関西を中心に活動されていました。
最初に爆発的に人気が出たのも大阪からです。
ですので、私には都合がよく、大阪、京都、神戸のライヴによく行かしていただきました。
大阪のライヴハウスは、出演メンバーに金髪をすすめたり、演出に火を使うことも全く問題なかったところもあったので、過激なバンドにとっては活動しやすかったのでしょうね。
でも、大阪でも色々なエピソードがあります。
Xのメンバーが打ち上げを行ったお店で「オイタ」をされたらしく、当時、「金髪の方お断り」という飲食店が多数ありました。
私が体験したものでは、ライヴのパフォーマンスで終盤になるといつもYoshikiさんが消火器(ガスボンベ?)を持って客席に乱入し、中身を噴射されるので、前の方にいる時はいつも避難していました。
あるとき、Yoshikiさんがステージから客席にダイヴされました。当時、」Yoshikiさんはトゲのように尖らして髪の毛を逆立てておられました。
そのYoshikiさんが私たちの近くに飛び込んで来られたので、一緒にいた友人の目に髪の毛の先が刺さりました。
当時は、笑い事で済んだのですが、今となっては超ビッグになられたYoshikiさんの髪の毛に触れたのですから、すごいことですね。
当時のことを書き出すときりがありません。他は、またの機会にでもさせてください。
「We Are X」が日本で公開にあたって
そんなやんちゃなXのメンバーも、ビッグになるとともに年齢や経験によって徐々に今のように変わって来られました。
もう30年以上、音楽をやっておられます。
その間にリーダーのYoshikiさんは天皇陛下御即位十周年でピアノを弾くなど、とてつもなくビッグになられています。
しかし、それまでにはhideさんが亡くなったり、Toshiさんの洗脳問題など色んな問題がありました。
メジャーデビュー前から現在の世界で活動されるようになるまで。果ては、Yoshikiさんの少年時代のことも映画のストーリーにあるようです。
ちなみにトレーラーの中でメンバーが金髪を逆立ててメイクをして、ステージ衣装で街中を歩いているシーンがありますが、あれは本当にメジャーデビュー前のプロモーションとして渋谷で行われたものです。
当時、雑誌で記事となっていました。
X Japan のファンとしてぜひ、この映画は見に行きたいと思っています。この田舎から映画館まで、約1時間半ですが、そこはなんとか我慢して行ってきます。
アラフィフの親父が一人で見に行って浮かないかなというのが少し気になりますが、まあ、メンバーと同世代なのでOKでしょう。